美容師さんの右肩痛

突然の右肩の痛み・手を上げられない

【症状:大阪市天王寺区 男性40代】
今日の昼過ぎから急激な痛みが右肩に出てきました。
美容師の仕事をしており、今日はなんとか我慢して仕事をしましたが、ずっと肩には激痛がある状況でした。
なんとかお客様の頭までハサミを持っていくことはできましたが、それ以上はもう手を上げられない状況で、肩にはもちろんずっと痛みがある状態でした。

最後のほうは少し手に痺れも出てきました。
以前から首肩こりには悩んでいましたが、数週間ほど前からコリが痛みに変わってきているかんじがあって、なんとかごまかしながらやっていました。
今朝、少し腕と肩のストレッチを行ったときに、あれっというような違和感を右肩に感じました。
そして昼過ぎくらいから右肩が痛くなりました。
今は手や腕を上げるというよりも少し動かしただけで肩に痛みがあって、もう少し上げてみると肘にも痛みが出てきます。
もともと整形外科では首にヘルニアが出てるよと言われたことがあります。

美容師さんに多い肩の痛み

当院でも美容師の方に多く通院いただいており、多くの方が肩の痛みと、それを我慢し続けることで悪化した結果の、指先のしびれ・五十肩・四十肩などの症状に変化していった方も多くおられます。
多くの方に質問されるのが「美容師の仕事でこんなに肩がひどくなる人っていますか?」ということです。
「たくさんおられます」といつも答えています。
そもそも「ハサミを持って、お客様の頭の上にハサミを持っていく」という動作自体が何よりも症状を引き起こす原因です。
もっと詳しくお伝えすると、
①手・腕を上にあげる。(三角筋・前鋸筋・大胸筋)
②肘をねじる・ひねる。(上腕二頭筋・腕橈骨筋・回外筋)
③ハサミを握ったり放したり。(前腕の屈筋群・伸筋群)
といった筋肉の動作が具体的には起こっています。
ですので、何気なくハサミを持って髪の毛をカットしている動作が長い間続くことで症状が発症しますし、お客様の髪の毛を切るという緊張状態ならなおさら筋肉の疲労や血流の低下や神経の圧迫につながります。
このようなことが数日ではなく、何年も続けていると疲労が積み重なり、上記のような症状が出るのは必然とも思えます。
また、美容師さんの場合、シャンプーなどの洗髪やドライヤーなども、もちろんあると思いますし、身体をいろんな方向に傾けての作業が続いたりします。
私自身も美容院にカットに行ったとき、「美容師さんしんどいだろうな、お客さんのいろんな頭の大きさ・頭の形・くしのあて方・背丈があって、あれだけ不規則なハサミの当て方・立ち方を継続的に長時間続けるのはしんどいだろうな。そしてその姿勢は腰もしんどいですよね。」とよく思います。

当院で施術した内容

施術の主な注目ポイントとしてはハサミを持って、腕をずっと持ち上げ続けていたということです。
前述したようにそれだけの動作と思われるかもしれませんが、これが一日中や8時間以上となると話は別です。
長時間の酷使によって筋肉は損傷していきます。
ちなみにバンザイのように手・腕を上げきる動作の方が実は肩への負担は少ないです。

一番負担のかかっていると考えらえる肩関節や肩甲骨に整体を行い、過度な筋緊張を和らげることで肩の可動性をスムーズにします。
手・腕を持ち上げてくれる三角筋・前鋸筋・広背筋・僧帽筋・大胸筋にも同様に整体施術を行います。
併せて、ハサミを握り続け、いろんな方向に動かし続ける手首や腕に対しては上腕二頭筋・腕橈骨筋・回外筋・手首周囲に対して筋膜リリース施術を行って筋肉の負担をとっていきます。この腕の部位は後々にひどくなると腱鞘炎を引き起こす原因にもなるため、しっかりと筋緊張をとっておく必要があります。
現状、指先にまでしびれが及んでいることと、過去に頸部のヘルニアが疑いとしてあるため頸部・肩関節周囲に鍼灸施術を行い神経痛予防・鎮痛予防も併せて行います。

施術を行うことでそれまで少し動かしただけでも痛かった肩の痛みが大きく軽減し、引っ掛かりはまだあるものの手を挙手ができるほどに軽減。
今回の症状をお悩みの美容師さんは多くおられます。
このようなお悩みの場合、肩だけの施術では効果は限定的です。
手への神経は首→肩→上腕→前腕→手と繋がっていて、その全ての部位にアプローチする必要があります。
当院ではその神経の走行に沿って筋肉・神経・関節などといっしょに背中や胸腰部なども施術を行い、効率的に軽減を目指します。

 

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