高齢な母の足のむくみに何かしてあげたい。【解決例】

○当院をご利用いただくAさんからある日相談を受けました。
「寝たきりで高齢な母の足のむくみに何かしてあげたい」

※患者様Aさんコメント
※院長コメント

「母親が寝たきりで運動不足で悩んでいる。その影響か最近、足の特にふくらはぎがむくんでいて見た目がパンパンになってきた。」
「触っても硬いし痛いって言われるし・・・昔はもっと筋肉とかもあったのに、むくみや浮腫が確認できて、なんか悲しいんです。
本人もしんどいって言ってるし何かしてあげられることはないですか?」

「Aさんが少しマッサージとかやってあげればいいんじゃないですか?」
「マッサージとかやり方がわからないし、ケガとかしないか心配だし。」
「マッサージと言ってもAさんが怪我しないと思う程度の強さでいいのでマッサージしてあげてください。
揉むでも擦る(さする)でもなんでもかまわないので。」

「そんなことでいいの?」
「そんなことでいいです。特に寝たきりや自分での歩行困難になっている人には効果的です。
実は人間にとって動かないということは、筋力低下や骨力低下につながり、ものすごく悪いことです。
ですので、そのような場合、まったく動かせない・動かないという方には外部からの刺激を与えることが何より重要なんです。」
「この外部からの刺激というのがマッサージであったり、擦るといったことになります。
けっこうこのような知識をご存じない方が多いんです。
専門家じゃないと効果が出ないというふうに思われるかもしれませんが、赤ちゃんや高齢者になると外部からの刺激には比較的敏感に反応します。」
「ですので、実は皆さんが恐る恐る触ったりマッサージしたりという程度の刺激でも十分な刺激になるんです。」
「一度実践してみてください。」

「わかった、やってみるわ。」

数日後、患者様Aさんから喜びの声

患者様Aさんコメント
院長コメント

「先生、あれ言われてたの試してけど、めっちゃ効果あるわ。」
「まだ三回くらいしかしてないけど、むくみが半分くらいになってる。」
「そうなんですね、よかったです。
けっこうやることに対して抵抗あったと思うんですけど、実際に効果あるでしょ?
けっこう知ってる人少ないんですけど、高齢者の寝たきりとか動かせないなどのむくみや張り感とかは、僕たちとか施術者とか鍼灸師が施術することが重要ではなく、本当にやるのかやらないのか・・刺激するのかしないのかなんです。」

「要はやることがめちゃくちゃ大事なんですよ。
ちなみにお伝えしてたみたいにAさんの五十肩の症状とかはまかせてほしいです。」
「なるほど、わかった。続けてみるわ。」
「ぜひそうしてください。
お言葉ながらAさんがそのマッサージによって疲れてしまっては本末転倒です。
Aさんができる範囲で行ってください。
だから一回に30分とか1時間とかしなくていいです。
5分とか10分とかでいいので短い時間から始めて、それを続けてください。」

「わかった。
だいたい今母親のところに週に3日程度行くからやって続けていくわ。」
「はい、続けてあげてください。
週3日の全部を行う必要はないですよ。
何度も言うようにAさんが疲れたり、もういややわと感じないペースでやってみてください。
なんとなく続けてもらって、半年後も一年後も続けててください。
そういうことが何より重要だと思いいますので。」

「ありがとう、でもほんまにこんな早く改善がみられると思わなかった。」
「正直言って3回くらいで改善見られるのは少数派ですね。もう少し回数を重ねて症状が改善するのがほとんどです。」

ちなみに褥瘡(じゅくそう)・床ずれ(とこずれ)のご説明

褥瘡・床ずれとは寝たきり状態で身体の一部分が体重によって圧迫され、血流不良によって血行が悪くなることで、皮膚の一部分に傷ができたり、赤く腫れたり、ただれてしまったりすることです。
実は我々は睡眠の間に無意識で寝返りを複数回行っています。
これは体位変換と言って同じ場所に長時間の圧迫が加わらないようにする行為です。
健康な人はこの体位変換を無意識で行えるのですが、高齢者の方など自分での体位変換が難しい方は長時間の圧迫によって血流不足になり、体内の栄養や酸素量が不足して褥瘡・床ずれとなってしまいます。
ちなみに糖尿病、うっ血性心不全、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、骨盤骨折の方は褥瘡・床ずれになりやすいため、さらに注意が必要です。

褥瘡(じゅくそう)、床ずれ(とこずれ)のイメージ

褥瘡(じゅくそう)、床ずれ(とこずれ)のイメージ

褥瘡(じゅくそう)、床ずれ(とこずれ)の詳細イメージ

褥瘡(じゅくそう)、床ずれ(とこずれ)の詳細イメージ

最後に

はじめまして。
あかり治療・鍼灸院の中村です。
当院のホームページを見つけていただきありがとうございます。
当院は大阪市天王寺区にあり、地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅からすぐの場所で営業しています。

さて、今回の例は、はっきり噓なくお伝えさせていただくと、見た目レベルでむくみの減少がわかる程の効果が出る確率は個人的な見解で約50~60%程度です。
むくみなどが見た目レベルでスッキリすれば、マッサージを行う側も受ける側も嬉しいものですが、一番お伝えしたいことは前項の「褥瘡・床ずれ」でも説明した通り、動かせない・動かないのいうことが身体にとって悪いということです。
決して見た目レベルで効果はなくても、筋肉・細胞レベルでは効果があるため、筋力低下・骨力低下・転倒などの予防・防止に繋がります。
ですので、そのことも頭の片隅に入れていただき、ぜひとも実践ください。

あかり治療・鍼灸院は皆様の身体の不調やお悩みが少しでも良くなって、日常生活が充実するようにサポートいたします。
また、何かあったらまずは「あかりに相談しよう」と思ってもらえるように日々励んでいます。

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