首・肩・頭痛

首こり・肩こり・頭痛

首こり・肩こり・頭痛について

そもそも「こり」とは
多くの日本人が悩まされている肩こりや首こりですが、本当にそれは単純なこりでしょうか?
日本でいう「肩こり」は首や肩、背中辺りのこりのことを総称して「肩こり」として使われており、首肩だけがこっているわけではなく、実際は肩から腕にかけてや、背中も筋肉は硬くなっています。
よく外国人は肩がこらないと言いますが、本当はそうではありません。
肩こりを英語で直訳すると、「Stiff Shoulder」、首凝りは「Stiff Neck」といい、肩がこらないわけではなく、筋肉の硬直、動かしにくさを感じている場所に合わせて使い分けをしているのです。
Stiff=硬い Shoulder=肩 Neck=首

人の頭は体重のおよそ10%の重さがあると言われており、その頭を実は常に首だけで支えています。
首の役割は頭を支えるだけでなく、他にも脳へ血液を送るための役割もあります。
私たちは日頃から知らず知らずのうちに首を多用しており、起き上がったり、横を向いたり、なにか物を持ったりするときは、無意識で首を動かし、負担がかかっています。

首の構造は人間であれば全員同じです。
人によって首の長さに違いがあるように思いますが、決してそうではありません。
長さの違いは肩甲骨と鎖骨の位置関係にあります。
肩がなで肩だと頭から肩までの距離が長くなるので首は長く見え、いかり肩だと距離が短くなるので首は短く見えます。

後頭下筋群が原因のこりや痛み
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)とは首と頭の境目にある筋肉で後頭部の一番奥にあります。
イラストのように後頭部にはいろんな筋肉がありますが、その部分にある色々な筋肉を総称して後頭下筋群と呼びます。
姿勢が悪くなり猫背になると、首の後ろにある後頭下筋群に頭の重さが集中して、筋肉が収縮し硬直します。
後頭下筋群は目の動きに伴って動く一方で、頭を固定する役目も担っているため、車の運転など視線をあちこちに移す動作は、常に緊張している状態であり、筋肉が硬直しやすくなります。
後頭下筋群が硬くなると、表面にある僧帽筋も硬直するので、首に重だるさを感じたり、痛みを感じやすくなります。
首こりに悩む男性は4割、女性は7割という調査もあり、首こりは女性にとって軽視しがたい症状の1つです。
女性は女性ホルモンの影響を受けやすくストレスを感じることで、冷えを感じたり、気分が落ち込んだりとさまざまな不調が起こりやすくなります。
長時間同じ姿勢でパソコンを操作したり、女性特有の卵巣機能の低下、月経前症候群(PMS)なども首凝りの原因として考えられます。
また季節の変わり目は気温差が大きくなり、首は外気の影響を受けやすいので首凝りになりやすくなります。

僧帽筋と肩甲挙筋が原因のこりや痛み
首から背中にかけて、たくさんの筋肉が構成されています。
その中でも肩こりに最も関係が深い筋肉とされるのは僧帽筋と肩甲拳筋と呼ばれる筋肉です。
僧帽筋は面積の広い筋肉で頸椎や肩甲骨に加えて、鎖骨や腰の上の方まで広がる筋肉です。
そのため首や肩を動かしたときや、腰を使った動きの時にも僧帽筋は負担がかかります。
肩甲拳筋は頸椎と肩甲骨とをつなぐ筋肉で肩甲骨の動きを左右します。
不良姿勢などで肩甲骨に負担がかかると、この肩甲挙筋にも負担が増えます。
そしてこれらの筋肉は、周辺の色んな筋肉とつながっているため多くの筋肉に影響を与え、こりや硬さなどの悪影響を伝えていきます。

肩甲骨が原因のこりや痛み
肩甲骨もこりの原因の一つです。
肩甲骨の動きは様々な筋肉によって支えられていますが、その中でもローテーターカフと呼ばれる筋肉が非常に重要です。
ローテーターカフとは四つの筋肉の総称でそれぞれ棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)があります。
これらがいわゆるインナーマッスルです。
ローテーターカフは肩関節を安定させたり肩を動かしたり、実は手のひら(手首)を回転させる動きにも関わる筋肉です。
ですので肩の動きはもちろん、手の動きによっても肩甲骨の周囲は疲労してしまい、結果的にその疲労が肩甲骨の疲労となり、感覚としては肩こりとしてとらえてしまいます。
肩こりの他にも五十肩にも関係の深い筋肉です。

STEP1
肩こりと言うと人から「肩を揉んで」と言われたときに一般的に触る筋肉である僧帽筋ばかりをイメージされる方が多いです。
もちろん僧帽筋もとても重要ですが、首肩こりをしっかりと緩和させるには僧帽筋だけでは効果的とは言えず、もっといろいろな筋肉が悪くなって、凝りや痛みになっていきます。
当院では肩こりのお悩みの方には「首・肩向け整体」に加えて肩甲骨や鎖骨にも整体施術を行うことで、首肩と併せて背中や心臓周囲の筋肉の緩和や血行改善を体感できます。

首肩こりが重症の方には五十肩向けの整体を行うこともあります。
五十肩向けの整体を行うと、鎖骨周囲・腕・二の腕・背中・背骨・肩甲骨周り・胸腰部・腰回り・後頭下筋群などほぼ上半身全てにアプローチすることができ、重度のこりに悩んでる方はこちらの方が軽減が望めることもあります。

STEP2
STEP1にて明らかな筋緊張や、関節の動きが悪い部分や、血流の悪い部分を見つけ出し、再度入念に根本的な原因となっている部分に対して施術を追加していきます。
さらに首肩こりでお悩みのほとんどの方には猫背・肩の内巻き・肩甲骨の外転が概ね見られるため、猫背の矯正整体も併せて行っていきます。

【女性 30歳代 天王寺区 インストラクター】
肩の整体すごく良かったです。
今まで背中側しか整体をうけたことがなかったので、肩の前側の整体は痛気持ちよくて、肩こりがらくになりました。

【男性 40歳代 天王寺区 会社員】
PCなどのデスクワークやスマホで首の凝りと頭痛をずっと我慢していました。こちらにお世話になってから状態はかなり緩和されました。
日常生活にて気を付けることや寝方なども質問しやすく親切に答えてもらえ、非常に感謝しております。

【女性 20歳代 上本町 パート】
首から肩甲骨が痛みで我慢できなくなりホームページで見つけ行きました。はじめの治療ですごく楽になって、痛みも軽減しました。
まだ完全には治っていませんが、出来るだけ続けて良くなりたいと思っています。
お店の雰囲気もリラックスできて好きです。

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