よくある質問 熱中症対策の飲み物は?水分補給方法は?

暑い日が続いています・・

 

いつもは感じなかったこのような悩みはありませんか?

「なんか筋肉が張る」

「なんか頭痛がする」

「疲れがとれない」

これらがこの夏に感じるようになった人は、もしかすると熱中症予備軍かもしれません。

 

 

当院でも今の時期、今までにその方が感じたことがなかった体の悪い変化を訴えられる方が多く出てきています。

そういった方々には熱中症の可能性を伝え、水分の摂り方を指導します。

すると水分の摂り方だけで状態に変化が出る方が過半数です。

体の半分以上は水分のため、正しい水分補給を行うことで体に変化が出る方はほとんどです。

 

 

ここからが本題ですがまずは人間の体が水分を吸収するにあたって重要な「浸透圧」というものを知っておいてください。

我々人間の細胞の液体には細胞内液と細胞外液とが細胞膜によって隔てられています。細胞膜とはフィルターのようなものです。このフィルターはこの内外の濃度を均等にしてくれる役割を持っておりこの時の濃度が薄いほうから濃いほうへ水分が移動することを「浸透圧」と言います。

※イメージとしてはお漬物をイメージしてください。塩分の高いつけ汁にキュウリや白菜などを漬けておくと、野菜の水分が塩分の高いほうに移動するイメージです。

つまり浸透圧の低い飲料は吸収が速いということです。

この浸透圧というメカニズムを覚えておいてください。

併せて人間の細胞は0.9%の食塩水と浸透圧が同じだということも覚えておいてください

 

 

ここまで長くなりましたが暑い夏に飲むべきものをお伝えします。

それはアイソトニック飲料とハイポトニック飲料です。

 

アイソトニック飲料とは

アイソトニックとは等張液という意味があり、等張液とは先ほど説明した0.9%の生理食塩水のことで体液と同じ濃度の飲料と理解してください。


アイソトニック飲料のメリット
①安静時では体液と同じ浸透圧のため吸収が速い。
②運動のエネルギー源となる糖質が多く含まれている。

安静時では体液と同じ浸透圧のため吸収が速く、バランスが良いです。

しかし、汗によって塩分が体外に排出されると体内の浸透圧が低くなるため吸収が悪くなります。

 

市販商品例:ポカリスエット、アクエリアス

 

 

ハイポトニック飲料とは

ハイポトニックとは低張液という意味があり、糖質や塩分などの濃度が低めで、浸透圧の低い飲料と理解してください。


ハイポトニック飲料のメリット

①発汗によって体液が薄くなっている状況ですばやく吸収できる。

②糖質・塩分が低い。高血圧や減量時の方に向いている。

 

発汗することで低くなった体内の浸透圧にも対応でき、スムーズに吸収しやすいです。

夏のように常に発汗しているときにはハイポトニック飲料の方がおすすめです。

 

市販商品例:アミノバイタル、イオンウォーター、ヴァームウォーター

 

 

アイソトニック・ハイポトニックの作り方

市販されているポカリスエットの粉末タイプ(1リットル用)を用意。

 

アイソトニック飲料=1リットル程度の水に溶かす。出来上がり!


ハイポトニック飲料=2~3リットル程度の水に溶かす。出来上がり!

 

2018年08月06日