子宮内膜症・子宮筋腫とは?【子宮に効くおすすめツボ】

子宮筋腫と子宮内膜症の原因のおすすめのつぼ

以下の文章をまとめると

子宮内膜症とは子宮内膜が子宮の内側以外の部分で発生したり、剥離(はくり)をしてしまう症状。

子宮筋腫とは子宮内にできた腫瘍。

当院ではこれら婦人科系疾患は子宮だけが問題ではなく、筋肉・体温の低下・骨盤内機能の低下・自律神経の乱れなども原因だと考えます。

ホルモンバランス・骨盤内の状態を調整するおすすめツボ2選。

目次
子宮内膜症とは
子宮筋腫とは
当院では婦人科系疾患の根本原因はこのように考えます
 【過剰な筋肉の張り感や硬さ】
 【体温の低下による骨盤内・内臓機能の低下】
 【自律神経の乱れによる新陳代謝の低下】
施術をお希望の方はこちらまで
ホルモンバランス・骨盤内の状態を調整するおすすめツボ2選
ツボを押すよりも効果が期待できるセルフお灸

近年、働く女性の増加で婦人科系疾患で悩んでいる方が増えています。
同時にネットニュースや女性雑誌などで女性疾患特集がされたり、それだけ多くの方がお困り・お悩みだと想像できます。
ここではその中でも子宮筋腫・子宮内膜症がどのようなものかを説明して、当院が考える原因をご紹介します。
併せて、自分で改善できるおすすめツボをご紹介しています。
毎月毎月の生理痛が当たり前になっている方や、女性疾患関連の薬を服用されている方、悪い状態がずっと変わらない方が少しでも良くなって解放されてほししと考えております。
是非、ご参考にしてください。

各症状の特徴

|子宮内膜症

【子宮内膜症とは】
子宮内膜症とは、本来は子宮の内側でしか存在しないはずの子宮内膜が子宮の内側以外の部分(卵巣、腹膜、子宮と直腸の間にあるくぼみダグラス窩、卵管)で発生したり、剥離(はくり)をしてしまう症状です。
通常、子宮内ではがれ落ちた子宮内組織は膣から月経血として体外に出されます。
しかし、子宮内膜症では子宮以外で発生した内膜組織が体外に排出されずに溜まって炎症を起こしたり、そのまま周囲の組織と癒着(ゆちゃく)したりして痛みを引き起こします。
[卵巣の中に子宮内膜症ができて、血液がたまっていく症状をチョコレート嚢胞といいます。卵巣内にできた嚢胞内で月経の出血が貯まり茶色になることからこのように呼ばれています。繰り返されることで不妊や性交痛や生理痛の原因になることもあります。重症化した場合、月経時でなくても下腹部の痛みや圧迫感・腹痛・腰痛などがあり、ロキソニン等の鎮痛薬も効かなく程になったりもします。(まれに卵巣がんが発生する可能性があります。]

【どんな症状が現れますか?】
子宮内膜症の特徴は痛みです。
痛みは炎症や癒着によるもので月経時以外のタイミングでも腹痛や下腹部痛、排便痛、性交時痛などとして現れます。
また、通常の月経時に痛みを引き起こすプロスタグランジンが子宮内膜症の部分からも分泌されるため月経痛が強く現れたりもします。

 

|子宮筋腫

【子宮筋腫とは】
子宮筋腫とは子宮内にできた腫瘍のことをいいます。
子宮筋腫はほとんどの場合が良性腫瘍で、悪性腫瘍に変化することや転移することはほとんどないとされています。
大きさは目で確認できないものから子供のこぶし程度まで様々です。
また、できてしまう筋腫の数も1個の場合もあれば、数十個できたりする場合もあります。
多くの場合、初めては小さいのですが、徐々にゆっくりと大きくなっていくのが特徴です。
子宮筋腫は卵巣から出るエストロゲン・プロゲステロンというホルモンの影響によって成長します。
ですので、卵巣ホルモンの分泌がなくなる閉経後には、子宮筋腫への影響が少なくなり、小さく縮小していきますが、完全になくなるというわけではありません。

【どんな症状が現れますか?】
症状は個人によって異なります。
それは筋腫の数や、筋腫の種類、筋腫ができる部分、筋腫が大きくなったりなどの進行度によって変わってくるからです。
症状は激しい月経痛や、過多月経、過長月経、貧血、不正出血(おりもの)、月経困難症、下腹部痛、不妊、骨盤痛、下腹部に触れるとしこりがある感覚、しこりによる圧迫が原因の頻尿、便秘、腹痛などがあります。
子宮筋腫のある方の半数以上は無症状と言われていて、子宮筋腫であることに気ずいていない人も多く、症状が出ない人もいたりします。
〖筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)〗
子宮筋層内にできる筋腫で子宮筋腫の多くを占める。大きくなると不正出血や流産・早産の原因になったりする。
〖粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)〗
子宮粘膜内の内側にできる筋腫で不正出血や不妊症の症状として現れやすい。
〖漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)〗
子宮の外側にできる筋腫で大きくなるまで症状が現れにくく、自覚症状を感じにくい。

当院では婦人科系疾患の根本原因はこのように考えます

|当院の婦人科疾患への考え

子宮内膜症・子宮筋腫はインターネットや情報サイトを調べても、その多くがホルモンバランスによる影響という回答で、具体的な原因ははっきりとわかっていないというのがほとんどです。
しかし、当院では東洋医学の観点を考慮した上で、多くの婦人科系疾患でお悩みの方は「過剰な筋肉の張り感や硬さ」「体温の低下による骨盤内・内臓機能の低下」「自律神経の乱れによる新陳代謝の低下」などが原因でホルモンバランス異常を起こし、結果的に過剰なホルモンが体内に分泌され、不調となって現れていると考えています。
決して子宮だけが悪い、子宮だけを改善すれば良い、とは考えておりません。

【過剰な筋肉の張り感や硬さ】

ふくらはぎのむくみ、下半身のだるさ、脚の疲れでお悩みの方は多く、「ふくらはぎの筋肉はポンプ機能があって、血液や毒素を上半身に送ってくれる」と聞いたことのある方も多いと思います。
しかし、本来、ふくらはぎ以外の腕・肩・お腹など体の様々な部位の筋肉にも実はポンプ機能はあります。
つまり、基本的には全身の筋肉にポンプ機能があります。
筋肉が疲労したりむくんだりすることで、身体のいたるところで筋肉によるポンプ機能が低下し、「栄養や酸素・老廃物・二酸化炭素」が滞る結果となります。
この循環の悪さが女性の場合は骨盤に影響しやすく、結果的に子宮に悪影響を与えてしまいます。
このような方には当院では整体・マッサージ・鍼灸を取り入れて施術を行います。肩や首や骨盤など局所的な施術ではなく、基本的には全身の筋肉バランスを整えます。
全体の筋肉バランスを正常化することは身体の血流や栄養・老廃物の流れを良くすることにつながるからです。

【体温の低下による骨盤内・内臓機能の低下】

体温の低い方は婦人科系疾患でお悩みの方が多いという特徴もあります。
多くの日本人の正常な体温はだいたい36.6℃から37.2℃(わきの下で測定)と言われています。
この体温というのは想像以上に我々人間に大きな影響を与えており、「正常の体温」かそうでないかだけで大きな違いが出てきます。
つまり体温が正常ということは免疫力保持、血行良好、ホルモン分泌の安定がしやすく、体温が異常ということは免疫力低下、血行不良、ホルモン分泌が不安定になりやすいということです。
そして、このような体温の影響を良い意味でも、悪い意味でも影響を受けやすいのが骨盤です。
体温が低くなると、骨盤内に流入する血流の流れがとても悪くなります、すると結果的に骨盤内の老廃物などが停滞したり、ホルモンの分泌が不安定になったりします。
具体的には子宮や卵巣などの血流や機能が悪くなったりホルモン分泌異常を起こし、血管のつまりなどによって、一部分だけに大量な老廃物のたまり場などができやすく、筋腫などの腫瘍ができやすくなったりします。
当院では体温が低い、冷え性、骨盤内の状態が悪い方には整体・はり・お灸などで全身の血行改善を行い、体温の上昇や骨盤内の血行、ホルモンバランスを整えます。

【自律神経の乱れによる新陳代謝の低下】

自律神経に乱れによってホルモン分泌や血流が悪くなったりします。
自律神経とは交感神経と副交感神経のことをいいます。

〇交換神経とは主に興奮・覚醒・活動などを行う時に優位となり、副交感神経はリラックス・休養などを行う時に優位となります。
例としては
交換神経優位→仕事頑張るぞ、朝から精力的に活動するぞ、走るぞ、心臓ドキドキ
副交感神経優位→今から寝よう、今日は休日だからゆっくり休もう、心拍数減少

これらの神経を意識的に操作することは不可能で、無意識にこの2種類の神経のスイッチを我々は切り替えています。
しかし、自律神経は疲れ、不規則な生活(睡眠・食事)、精神的、ストレスなどや、天気や気圧・温度・湿度などでも影響を受け乱れます。
そうなると例えば、夜中なのに目がとてもさえたり、日中にとても眠くなったり、疲れやすい、変な時に汗が出るなどの症状が出やすくなります。
つまり、体内の神経の切り替えがおかしくなっている状態です。
こうなってしまうと卵巣・子宮・大腸・腎臓などにも脳から出る信号がおかしくなって、ホルモンの分泌量が過小・過大になったりして不調があらわれます。
他にも女性の場合は無理なダイエットによっても自律神経を乱しやすいです。
当院ではこのような自律神経の乱れには足への鍼灸施術を行います。
足には自律神経を整えたり、骨盤の血行を改善してくれるツボがたくさんあるためその箇所にお灸やはりを行うことで、自律神経の調子や体調を整えます。

施術をご希望の方はこちら(子宮筋腫や子宮内膜症に対しての施術をお望みの方はおまかせください。)

からだ全身の調子を上げることが何より大事です。

整体・骨盤調整・鍼灸などで身体の神経・血管・骨・筋肉などのバランスを整えると、全身のホルモンバランスは変わります。
そして、それが結果的に子宮内膜症や子宮筋腫の軽減・解消となり、併せて、生理痛など婦人科系疾患の改善・予防となります。
ホルモンバランスを目的にした施術を行うことは生理痛、生理不順(月経不順)、更年期障害、チョコレート嚢胞、冷え症、月経困難症、頭痛、月経前症候群(PMS)、卵管障害(卵管性不妊)、排卵時痛などの効果が期待できます。
毎月のように女性ならではのお悩みから少しでも改善してほしいと思っています。
一人でも多くの方により良い日常生活を送ってもらえるように最善の施術を行います。

ホルモンバランス・骨盤内の状態を調整するおすすめツボ

三陰交(さんいんこう)

【ツボの場所】
内くるぶしのいちばん高いところに小指を置き、指幅4本そろえて、人差し指があたっているところ。

【期待できる効果】
女性特有の諸症状、婦人科全般、生理トラブル、胃腸・骨盤

血海(けっかい)

【ツボの場所】
ひざのお皿の上、内側に薬指をおき、指幅3本そろえて人差し指があたっているところ。

【期待できる効果】
血のめぐり改善、月経不順、月経痛、出血症状

ツボを押すよりも効果性が高いセルフお灸(ツボにもっと高い効果を与えたいならセルフお灸がおすすめ)

 

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